昔は「そろばん」一択だった暗算練習方法も、現在では暗算ハイブリッド時代を迎えています。
- そろばん式暗算
- 公文式
- 百ます計算
- キーボード式暗算(当サイト用の勝手な造語です)
どれを選択すべきか、できるだけ偏見は排除し、でも独断で考察します。悪しからず。
【キーボード式暗算】トップ50位で計算スピードが学校の注目の的
僭越ながら、ばるぐろ暗算で説明します。まず参考に 暗算たし算 □□+□□=□□ をクリックして見てください。右のサイドバーに順位表が表示されます。(スマホだと、下メニューの「サイドバー」もクリック)
当塾生徒の実際の最高点順位表です。
トップ50あたりまで訓練した生徒からは、ほぼ例外なく
「自分の計算スピードが学校で評判になっている」という旨の報告を聞いています。
プログラミングの段階で、自分を何度も実験台にし、容易には1000点は超えないように設定しました。ぜひ挑戦してみてください。
あなたのスコアは your score という名前でランクインします。
成績はあなたのパソコン内に保存され更新していけます。(サーバーには保存しません)
【そろばん式暗算】エアそろばんは、桁の小さい日常の暗算で逆効果
そろばん式暗算を考察します。頭の中でそろばんの珠の動きをイメージしながらやる暗算がそろばん式暗算で、実際に指を動かすのをエアそろばんと言うそうです。
最近あまり見かけなくなりましたが、昔は、うちの学習塾にも指を動かしエアそろばんで暗算する子が当たり前にいました。
当時、こんな簡単な暗算まで指を動かすのか、かえって時間がかかってしまうよ、と思ったものです。桁の大きい暗算では無双のエアそろばんも、桁の小さい日常の暗算では逆効果となる現場を何度も見ました。
【公文式】今の時代、紙の大量消費は気になるところ
公文式を考察します。子供に自主学習させるために考え抜かれた、とても効果的な方法であるのは間違いありません。
ただ一つ、以前から気になっていることがあります。今の時代、あんなに紙を大量に消費していいのかと。これからのパソコン時代に、果たして紙と縁が切れるシステムなのかと。
【百ます計算】鉛筆ではなく、キーボードでやらせた方が効果的
百ます計算を考察します。百ます計算が盛んに使われるようになったのは、今世紀に入ってからではないでしょうか。やたらに長い私自身の塾経験からすると、比較的新しい方法に思えます。
費用もかからず、手軽で、どこででもできるすばらしい暗算練習だと思います。
ただ一つ、以前から気になっていることがあります。スピードを追求したいのなら、鉛筆ではなく、キーボードでやらせた方がいいのではないかということです。
暗算練習方法は使う道具で3つに分類できる
これまでの考察から、次の3つに分類しました。
- キーボードを使う暗算練習(ばるぐろ暗算など、今後増加の予想)
- そろばんを使う暗算練習(そろばん式暗算)
- 紙を使う暗算練習(公文式、百マス計算など)
今後はキーボードを使った暗算練習が増加するのではないでしょうか。
桁の大きい暗算でのそろばん式暗算のパワーは今後も健在でしょう。
紙を使う暗算練習は、今後学習ソフト化されていくでしょうが、キーボードでなくクリック形式だと単なるお遊びです。紙に頼らざるを得ないでしょう。
そろばんで得られる右脳効果は、キーボードのスピード追求でも得られる
さて、そろばん式暗算とキーボード式暗算の決勝です。
そろばんの謳い文句の一つが右脳効果です。その右脳効果は、キーボードのスピードを追求することでも得られると思います。(これは自分の経験による推測ですが)
いまのところ、引き分け。
暗算ハイブリッド時代にふさわしい練習方法はどれか
結論は、ふさわしいのはキーボード式暗算、でも捨てがたいのがそろばん式暗算です。
いいソフトが開発されれば、時代の流れは、キーボード式暗算に流れて行くでしょう。
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